防虫管理業務
防虫対策の考え方
医薬品・研究・実験動物・化粧品・食品・印刷・包装材などを扱う施設において、「虫」の存在は極めて深刻な問題です。
最近では、クリーンルームの様な清浄度の高い施設内でも虫が見られるようになりました。代表的な虫がチャタテムシ類で、主にカビなどの菌類を食べています。その消化管内には多くのカビの胞子を保有していることが確認されています。チャタテムシ類は本来弱い虫ですが、紙資材などと共に持ち込まれ、わずかな隙間を巣として繁殖、各所へ拡散し、温度が一定に管理されたクリーンルーム等の施設では、爆発的に繁殖する事例が確認されています。
当社では、施設の新設・既設、業種、業態を問わず、より高い衛生環境の確保を目的とした、
効果的かつ具体的な防虫対策(解決策)
をご提案致します。
防虫三原則
現在、様々な防虫資材が市販されておりますが、もっと重要なポイントは「どんな場所へ」「何の目的の為に」「どのような資材を
設置するか」を明確に設定する事です。
設置した防虫効果を得られていないと言われる工場担当者様のお話を伺うと、このポイントが明確になっていない場合が
少なくありません。
※ 防虫三原則 =1.発生させない(建物内部・外部)
2.進入させない・持ち込まない
3.速やかに除去・駆除する
昆虫モニタリング
弊社では、昆虫モニタリング調査により捕獲された虫を侵入経路・発生条件等で分類し、侵入ルート・発生場所を解析し問題箇所を抽出します。これらのモニタリングデータから現状を評価し、施設や運用上の弱点となる項目を洗い出し、原因究明と具体的な対策をご提案致します。ハードが問題となる施設が多々見受けられますが、まずは運用方法やルールの改善など、ソフト面からの解決策を最優先に考えます。費用のかかるハード改善は極力抑え、低コストでの管理実現を目指しています。防虫商品の販売
〇防虫ネット
防虫ネットには、安全性の高いピレスロイド系薬剤がネット繊維に配合されており、薬剤は内部から徐々にブリード(浸み出す)する構造を持ちます。虫がネットに接触することにより殺虫効果が発揮されます。薬剤散布ではないため、周囲への薬剤汚染もなく、環境に配慮した防虫管理が可能です。
〇防虫蛍光灯カバー
多くの虫は、光に誘引され屋内へ侵入してきます。誘因源となる照明の「紫外線」をコントロールすることにより、虫の誘因を防ぎます。本商品は、既存の蛍光灯をカバーに通して使用するだけで、照明を虫の見えない光に変えます。蛍光灯のサイズに合わせた各サイズを取り揃えております。
防虫ネット
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防虫蛍光灯カバー
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その他の防虫商品も多数取り扱っております。
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